2012年06月27日

リバプールが危機遺産に?!

uk2629 11 19-47_2.jpg 我々の世代で言えば、リバプールはビートルズの街。

 しかしながら、世界遺産的に見れば、英国が三角貿易(奴隷貿易)で巨万富を得て、この利益によってイギリスは産業革命を真っ先になり遂げた、その中心にあった港こそがリバプールな訳です。この意味で、リバプールは世界遺産としての価値を持っている。後何十年もすれば、ビートルズが出ていた店やレコーディングしたスタジオ(確か主なものはなくなっているはず)などが世界遺産になるかも知れないけれども。

 さて、我々が訪れたリバプールも、かつての港の壁の一部が残ったり、倉庫群がショッピングストリートになってはいるが、当時の面影をあまり見ることはできなかったように思う。イギリスとしては、消し去りたい風景なのかも知れない。「近代化」が著しく進んできている、街を見た。

 そのことへのたぶん警鐘なのだろう。世界遺産委員会の考え方の尺度には、どうも温故知新的な考えがベースに有るように思う。ひるがえって、日本ではどうだろうか。反省すべき点が多いかも知れない。
posted by honkawa at 07:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 2012在東京
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